寒くなった今、あなたの腰が危ない！

要注意！寒くなった今、あなたの腰が危ない！

朝晩の冷え込みが厳しくなり、本格的な冬の足音が聞こえてきました。
重い物を持ち上げようとした瞬間、または何気ない動作で「ピキッ！」と激痛が走るぎっくり腰・・・
今からの時期、実は患者様が急増する傾向にあります。
これは単なる偶然ではありません。
日々の「使い方のエラー」に、「寒さ」という追い打ちがかかっているからです。

寒さが引き起こす二重の危険信号

ぎっくり腰の根本原因は、体幹の弱さによる「腰を支えられない状態」であることは変わりません。
しかし、この時期はさらに次のようなリスクが加わります。

1. 血流の悪化と筋肉の硬直

寒くなると、私たちの体は体温を保つために血管を収縮させます。
これにより、特に腰まわりの血流が悪化。
筋肉はカチカチに硬直して柔軟性を失い、疲労物質も溜まりやすくなります。

2. 無意識の姿勢の悪化

寒さから身を守ろうとして、肩をすくめたり、体を丸める（猫背）姿勢になりがちです。
この「縮こまり姿勢」は、腰椎（腰の骨）に過度な負担をかけ、ぎっくり腰の引き金になりやすくなります。

つまり、体幹の弱さという土台に「冷えによる硬さ」と「姿勢の悪化」が加わり、
ちょっとした動作でも筋繊維が傷つきやすくなるのです。

急性期の対応と冷え対策の重要性

動けなくなった直後（急性期）は、無理に動かさず、患部を冷やして安静にすることが第一です。
ですが、急性期を脱し動けるようになったら、再発を防ぐための体幹ケアと冷え対策へ移行しましょう。
ぎっくり腰の再発予防のカギは、機能が低下しやすい「体幹」を整えることです。
骨盤のバランス・姿勢を整え、「正しい立ち方・座り方」を再教育。そして、体幹を活性化させる運動療法で、冷えや悪い姿勢に負けない、腰に負担をかけない動き方を習慣化していきます。

再発予防のカギは「体幹の習慣化」と「温活」

この冬を乗り切るためには、「体幹ケア」に加え、「温活」を習慣にしてください。
体を冷やさない服装
腰まわりを温め、血管が縮むのを防ぎましょう。
湯船に浸かる
シャワーでなく、湯船に浸かって全身の血流を促進しましょう。
軽い運動
朝の軽いストレッチや体操で、硬くなった筋肉をゆっくりほぐしてから動き出す習慣をつけましょう。

ぎっくり腰は再発性の高い症状です。
一度、痛い思いをすると、体がその使い方を癖として定着させてしまいます。
正しい動きを習慣化させることが、何よりの予防法だと考えます。

ストレッチポールで体幹を整える
ひめトレで骨盤底筋群を活性化
正しい姿勢と使い方の再教育

すぎもと整骨院CSGで行なっている、体幹を中心とした運動療法で、腰が痛みにくい動き方を身につけていきます。
施術の後も体幹ケアの習慣化をサポートいたします。
この冬こそ、ぎっくり腰の不安から解放された生活を手に入れましょう。